「僕はみんなの架け橋になりたい」 関口メンディーがNFTを買う理由

EXILE / GENERATIONSの関口メンディーさんが2月20日夜、Twitter Space上で開かれたNFTmu!のクリエイター応援イベントに特別ゲストとして参加しました。メンディーさんはガチのNFTコレクターとしても知られる存在なのですが、NFTがテーマのメディアイベントへの参加は初めてだそうです。

今回はエミネムやジャスティン・ビーバーが購入したことでも知られる超人気コレクションBored Ape Yackt Club(BAYC)を買ったときの気持ちや、コレクションを始めた理由など、NFTにまつわる熱い想いをたっぷり語ってくれました。

「この世界は、めちゃめちゃおもしろい」

メンディーさんがNFTという言葉を知ったのは昨年8〜9月ごろ、事務所で何気ない会話をしていたとき。そのときは「海外のアーティストがNFTで楽曲を出したらしい。けど、NFTって何だろう?」ぐらいの話だったそうです。ところがその後、ふだんから聴いていたVoicyなどでもNFTが話題になったりしたことで、急激に関心が高まっていったということでした。

そんなメンディーさんはいま、NFTについてどんな思いを抱いているのでしょうか?

「いろいろな方のNFT作品を見たり、購入したりしていると、自分でもNFTを出してみたいなと思ったりします。どんな形になるのかわからないですが、個人としても挑戦してみたいですし、LDHとしてNFTを活用する可能性も今後でてくるかもしれないと思います」

「NFTとアーティストの間には親和性があって未来のある関わり方ができると思っています。今後、面白い形でNFTを活用していけたらいいなと思っています」

そう語るメンディーさんですが、周囲にNFTの話をする人は増えてきたものの、まだ実際に購入している人は少ないそう。

「自分が先陣を切って触り始めて、Twitterアイコンにしたりしていると、興味を持っている人が周囲に増えてきているんです。だから、自分が実際やって、面白いとか、怖くないとか、そういったことを発信したいと思っています。本当に、僕この世界がめちゃくちゃおもしろいと思ってるんで。それをわかりやすく僕も伝えていきたい」

BAYCを買ったときは「手が震えた」「めちゃめちゃ怖かった」

実際、メンディーさんはTwitterのプロフィール画像をBAYCにして、SNSではNFTにまつわる発言にも積極的です。本格的にNFTにハマったタイミングはいつだったのでしょうか?

「本格的にハマったのは去年の10月〜11月ごろ、BAYCを買った後からですね。ほんとに人生で一番高いお買い物だったんですよ。けっこうやっぱり手が震えたんですけど」

「買ったときは、めちゃめちゃ怖かったですよ。めちゃめちゃ脇汗をかきましたからね(笑)」

メンディーさんのTwitterアカウント・プロフィール画像(twitterより引用)

希少な超人気コレクションBAYCの購入体験は、なかなか聞けるものではありません。それぐらい思い切って購入されたということですが、メンディさんがNFT作品を購入するかどうかの決め手はどこにあるのでしょうか? メンディさんの答えがこれです。

「一概には言えませんが、感覚……ですね。BAYCもコミュニティがこんなに盛り上がっているというのは、買った後に知りました。作品そのものだけではなく、その人が作っているロードマップ(未来予想図)を見させていただいて、そこにお金を出している感じはある」

「僕はNFTをアートとして買っているのですが、それだけじゃなくて、コミュニケーションとか、別のものにお金を払っている感覚もあるんですよね。奥が深いというか、面白いなと思いますね」

「たとえばギャラリーで、NFTクリエイターのおにぎりまんさんたちとお会いしたあと、ご飯を食べていろんなお話をしたりできました。いままでなら出会えなかったような人たちに出会えている。体験として大きかったです」

作品だけでなく「体験」にも価値がある

アートそのものだけではなく、NFTを買ったことによって得られる「体験」にも、価値を見出しているとメンディーさんは語ります。体験といえば、こんなトークも。

「購入したNFTをTwitterアイコンにして反応がよかったりすると、シンプルに嬉しいですね。僕、いちどItadakimasu Manさんという笑顔がステキなおじさんのNFTをアイコンにしたことがあったんですよ。そのときも反響があって面白かったですね。Twitter乗っ取りじゃないかとビックリする人もいるかと思ったので、注意書きもちゃんとして(笑)」

こんな風にNFTは、それを話題にして大勢で楽しめるのも良いところ。たとえばBAYCは、購入者たちが創る「コミュニティが盛り上がっている」のが特徴の一つ。昨秋にはBAYCを持っているホルダーだけが参加できるリアルイベント「Ape Fest」がNYで開催されたりしていました。

BAYC公式がInstagramに投稿したApeFest 2021のオフィシャルフォト(Instagramより)

メンディさんも「買って終わりではなく、買った後に体験できることがどんどん増えていくのが魅力的」だといいます。メンディーさんはTwitterやDiscordでBAYCホルダーたちと会話することもあるそうですが、会員しか参加できないディスコードはどんな雰囲気なのでしょうか?

「いや、みんなふざけたりしてますよ(笑) ペットの写真を乗せたりとか、楽しい感じで会話していますね。すごくクリーンな空間な感じがします。へんな諍いがなくて、ハッピーな感じです」

BAYCの周辺で起きている出来事は、自身の作品づくりへの刺激にもなるそうです。

「BAYCのホルダーがユニットを組んで、曲を出したことがあったんですよ。ティンバランドがプロデュースした音楽NFTがめちゃくちゃかっこよかった。こういうのは面白いなと思ったんで、自分たちでも何かできないかなと模索している段階です」

メンディーさんは続けます。

「音楽NFTをファンに買っていただくのは、ハードルが高いことだとは思うんで、いま自分でも見ながら考えているんですけど……。たとえば音楽NFT自体がライブのチケットみたいなものになるとか……このNFTをもっていれば、メタバースでのライブに参加できるとか……何かそういう付加価値を付与できればいいのかなって、勝手に想像しているんですけど……」

「NFTを持っているという所有感は、今までにない感覚」

メンディーさんは多くの作品に触れる中で、日本のNFTクリエイターたちの「レベルが高い」と感じているそうです。

「日本のNFTの未来には希望を持っています。僕自身もNFTを活用していきたいと思っています。日本でNFTを触っている人がまだ少ないというのもあるんですけど、それが増えていくことで、また違う景色が見られるんじゃないかなと思っています」

デジタルデータではあるのですが、NFTには独特の「所有感」があると言われます。そんな感覚があるかと問われると、メンディーさんは「めちゃめちゃありますね!」と力を込めていました。

「デジタルデータはコピーなんかもできちゃうんだけど、NFTなら『このデータは僕が持っている』と言えるというのは、すごく革命的なことだと思っていて……。(NFTを所有する感覚は)視野が広がるというか、いままでにない感覚です」

そんなメンディーさんが抱いている「モットー」とは?

「僕は”架け橋”になりたいと思ってるんです。ありがたいことに色んな方に知っていただけた身として、僕自身が新しいことに触れることで、それに触れる人が増えていってほしい」

「NFTというツールの面白さを発信することで、面白そうだな、触れてみようかなという人がひとりでも増えていってほしいと思っています。そういう存在になりたい」

「引き続き、自分自身も勉強しながら、NFTとか新しいテクノロジーとかに興味を持っていきたいなと思います」

ダンサー・俳優として大活躍をする一方で、率先して未知の世界にも飛び込んでいく――。そんなメンディーさんの底知れないエネルギーが、マイクを通じて聴衆の心にもしっかりと届いていたのではないでしょうか。

(※NFT mu!のクリエイター応援キャンペーン、審査会イベントのレポート記事はこちらから

アイキャッチ画像:関口メンディーさんの顔写真(LDH提供)

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